譜面についてのこと
つまらない事ばかり書いてないで
たまにはミュージシャンっぽい事を書こうかな。
ジャズボーカルは基本的に譜面を自作しています。自分の歌いやすいキーに移調したり、コードをアレンジしてみたり、エンディングをくっつけてみたり、などなど。
各々のこだわりがあり、
譜面一枚でその人の人間性が現れたりなんかします。なので短所とかすぐに見破られます汗
私のこだわりは、
「誰が見ても見やすい譜面」になるように。ということで、これまでたくさん試行錯誤してきました。ダメ出しをされる度に、同じ曲を何回もフルモデルチェンジしてます。
それでも、まだ慣れなくて苦労してるのが、ポップスの譜面を → ジャズ風の譜面にアレンジするというやつ。
もともとのレイアウトやサイズが全然違うので、ただ単に移調するだけじゃなくて、
設計図を描くような高等作業?が必要なんです。
きっと、ぱぱぱぁーーっと出来る方はたくさんいてるのでしょうが、まだまだ未熟なわたしにはこれがひと仕事なのです。
これ、ポップスの譜面。
この曲は一曲で5枚あります、
即興演奏が多いジャズではいちいち譜面をめくっていくのはとても負担になるので、内容はそのままで、できるだけ譜面を縮小していきたいと思います。
まず、めっちゃ苦手な掛け算とか割り算とかして、小節の譜割りを考えて整えていきます。
しかもこの曲は拍子がしょっちゅう変わるので、もうあたまの中がカオスでした。
そしてジャズ譜はコードネームとメロディラインのみ。
必要最低限の情報だけでジャズミュージシャンはばりばり演奏してしまうのです。
深夜の作業は漫画家になった気分で書いています。かりかり。。
とりあえず下書き完成。
5ページを2ページまで縮小できた!
ここで移調したコードとメロディーが間違ってないかピアノで確認します。
そして…
清書します。
いらないエンディングを部分を削って最終的には1ページ12段に収まりました~!!ふぉー
ここで、記号やリハーサルマークに不備がないか、見にくい所がないかピアノで何回も弾いて確認します。
でも、これをやっててもどっか抜けてる所があったりするので、一週間後ぐらいにまた改めて確認するのがベストだけども、、
いつもギリギリ人💨
この譜面、さっき完成したばっかりです!はやく演奏したいなぁ!!
めっちゃ良い曲なのです(^^)
この記事を読んでくれた奇特なお方、
ぜひ、この曲聴きにライブ来てくださいね。
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